おめでとうございます!  あなたは今、スキャナーキャリブレーション用の写真を持っています。  あなたが留意しておくべき、いくつかの重要な事柄: - このCDは、キャリブレーション用ターゲット Charge: R120505のためのIT8.7 /2参照ファイルを含んでいます。  スキャナープロファイリングソフトウェアを使用する際に、参照ファイルとして"R120505.txt"を選択します。  あなたはいつも、http://www.targets.coloraid.deから最新の参照ファイルをダウンロードすることができます。 - ねじれマーク、引っ掻き傷及び指紋が付かないようにターゲットを注意深く扱ってください。  表面に触れないでください。 - スキャンする前に写真の保護スリーブを取り外してください。 使用後すぐに、その保護筐体にテストターゲットを戻してください。 - 常に、強い光からキャリブレーション用の写真を保護してください。 涼しく、乾燥した暗い場所(華氏70度〔摂氏21度〕が望ましく、湿度50%を超過していないこと)に保管してください。  この写真の表面に水分が発生する恐れがあるので、急激な温度変化は避けてください。 表面を乾燥/クリーニングする際には、乾いた、糸くずの出ない布を使用してください。 写真の表面をクリーニングする際には、アルコールや他の薬品を使用しないでください。 - ターゲットの色は、時間とともに変化します。  あなたがあらゆる品質低下をも回避したい場合は、2年ごとに新しいターゲットを入手することをお勧めします。  あなたのChargeに関する最新情報については、http://www.targets.coloraid.deをチェックしてください。 - あなたは、PC/Mac/アミーガ/サン及び他のシステムにおいて基本的に何か適切なIT8.7 /2ソフトウェアでキャリブレーション用の写真を使用することができます。 これまでに、ターゲットは、ScanOpen(下記の「Extras」のディレクトリーを参照してください!)、ColorTune、CorelDraw、SilverFast及びLCMSなどでテストされています。 参照ファイルはすべてのシステムで同一であることに注意してしてください、従って、単に使えるようにするために他のシステムへ移すことができます。 - 参照ファイルの読み込みに問題を持っているBasICColorプロファイリングソフトウェアのユーザーは、そのBasICColorソフトウェアのアグファ社(コダック社ではない!)ターゲット用の参照ファイルディレクトリーに参照ファイルをコピーする必要があります。  BasICColorは、IT8参照ファイルを読み込むためにアグファ社のディレクトリーにある追加の記述ファイルを追加する必要がある場合があります。 - さまざまなスキャナープロファイリングソフトウェアや他のCMSツールへのリンクがあるか、http://www.coloraid.deをチェックしてください。 - 「Extras」ディレクトリーは、あなたのターゲット用追加ファイルを含んでいます。: R120505W.txt : 通常の参照ファイルと同様のものですが、測定は黒い裏当ての代わりに白い裏当てを使用して行われました。 IT8.7 /2規格は、黒い裏当てを使用してキャリブレーションターゲットの測定をすることを要求しています。 いくつかの(特に消費者向け)スキャナーは、白い裏当てになっています。          あなたのスキャナーに白い蓋が付いている場合には、この特別な参照ファイルを使用します。 R120505S.txt : ターゲットの生産に関する統計資料を含んでいなくて、その結果、より小さいファイルとなった、通常の参照ファイルの小型版。 あなたのプロファイリング・ソフトウェアが標準の参照ファイルを受け付けない場合は、この参照ファイルを使用してください。 現在、標準の参照ファイルを受け付けないのは2つのプロファイリングプログラムだけのようです。          Heidelberg CPS ScanOpenソフトウェアのいくつかのバージョンにおける欠陥は、大きな参照ファイルを読み込むときにクラッシュを引き起こします。 アグファ社のColorTuneユーザーも、通常のファイルがプロファイラーによって受け入れられない場合には、この、より小さなファイルを使用する必要があります。 Fault.txt : ターゲットの測定及び生産上のいくつかの技術的な情報。          通常の参照ファイルに保存されている統計情報も参照してください。 R120505.hist : このファイルは、X-Rite社ColorShop Xプログラムで使用するためのものであり、ターゲットのスペクトルデータを含んでいます。          スペクトルデータを使用すると、ColorShopは、多くの色のオペレーションを計算したり、色域の外皮を表示したりすることなどができます。          このファイル形式は、400nmから700nmまでのスペクトルデータをサポートするだけであることに注意してください。          MacOSやWindows用ColorShop Xソフトウェアの、完全に機能するが、使える時間が限られたデモバージョンは、X-Rite社のウェブサイト: http://www.x-rite.comで御覧になれます。          スペクトルデータの詳細については、下記をお読みください。 - 「Extras」ディレクトリーに用意されているスペクトルデータファイルは現在、主に経験豊富なユーザーや開発者が使用するためにあります。  スキャナーをプロファイリングしようとしている通常のユーザーは、これらのファイルを必要としません。 スペクトルデータは、主に、異なる観察者又は色空間の色データを計算するために使用することができます。  例えば、あなたがD50光源の代わりにD65光源下での色を知りたい場合、あなたは値を計算するためにColorShopを使用することができます。 - 測定は、3nm間隔の波長に基づいています。 3nmのデータは、ISO13655:2009(E)の附属書Iによると10nmのデータに補間されます。  バッチ平均測定製作のため、スペクトルデータは、利用可能な、測定されたいくつかのターゲットの平均データです。  平均スペクトルデータから計算されたXYZ三刺激値及び他の色空間は、IT8.7参照ファイルにリストされている平均色空間の値とは異なる場合があります。 参照ファイルで見つかったステータスT濃度情報は、ANSI CGATS.5-1993によるものです。 Wolf Faust - wfaust@coloraid.de